こんにちは。「あけよる」です。
今回は、「世界中の会社の株主になる方法」について書きたいと思います。
結論:「オルカン」と言われるインデックスファンドに投資すること
株式投資をするには、「個別の銘柄」を買う方法もありますが、「インデックス投資」といって、特定の指標に連動するように運用されている金融商品を使った投資手法があります。
この特定の指標に「全世界の株式に連動した形で運用すること」を目指した商品の中に、通称「オルカン」と言われる商品があります。
インデックス投資のメリット
株式に対する知識が少なくても利用できたり、少額から始められるなどのメリットもあるため、投資初心者にも選ばれることが多い投資法かと思います。
私が毎月積立で購入している商品
「オルカン」と一口で言っても、色んな商品がありますが、私は、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」という商品を購入しています。本記事で記載する「オルカン」は本商品のことを指します。
理由はシンプル。
① 日本を含む世界の先進国・新興国に幅広く投資している商品だから。
割合は米国62%。日本は5.5%。日本株が下がっても他の国が上がれば値上がりする。
② 手数料がとても安いから(←とても重要)
※2024/5/23現在 年率0.05775%(1万円買っても手数料は5.8円)
③ 純資産が多い(買っている人が多く)安心できるから
※2024/5/22現在 34,398.15億円
「オルカン」ってどんな商品?
「オルカン」についての内容を知りたい場合は、下記のURLを参照ください。
画像引用元:三菱UFJアセットマネジメントのホームページより
https://emaxis.am.mufg.jp/fund/253425.html
詳細はこの「最新目論見書」を見てみましょう。
◆最新目論見書−交付目論見書
◆連動を目指す指標について
交付目論見書には、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います」と書かれています。
◆構成割合(適宜変わります)
◆株式投資なので当然リスクあり
「株式投資」なので、当然値下がるリスクもあります。購入する場合はご自身の状況や判断でお願いいたします。
原則として、トレーダーのような「短期売買」を繰り返すものではなく、「15年以上を見据えた長期投資」「淡々と積立していく商品」だと考えています。
オルカンが連動を目指している「MSCI」とは
連動を目指している「MSCI」とは、野村證券の用語解説によると、
MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が算出・公表する指数の総称。先進国、新興国、フロンティア市場(経済発展の初期段階にある途上国)合わせて約70カ国・地域の株式市場をカバーしている。代表的な指数として、先進国と新興国の大型株、中型株から構成されるMSCI All Country World Index(ACWI)、先進国の大型株と中型株から構成されるMSCI World Indexなどがある。多くの機関投資家や投資信託のベンチマークとして採用されている。
野村證券 証券用語解説集 https://www.nomura.co.jp/terms/japan/e/msci.html
とあります。
ちなみに、オルカンで占める日本株の割合は、5.5%(2023年10月末現在)ですが、MSCIに登録されている日本銘柄は700あります(2023年12月現在)
【参照】https://www.msci.com/documents/1296102/22569066/JAPAN-IMI-TOP-700.pdf
見ていただくと分かるように、オルカンを買うと日本だけでも間接的に多くの銘柄の株主になれるということでもあります。(結構有名な会社がたくさん)
MSCIによる銘柄選定は随時行われている
ちなみに、MSCIによる銘柄選定は随時行われており、5/31時点で、世界で、42銘柄を追加し、121銘柄を除外するとの発表がありました。
【参考】https://shikiho.toyokeizai.net/news/0/754411
日本銘柄は、追加(1)・除外(15)されます。
このように、世界のプロたちが、「この会社や国いけてないな・いけてるな」という判断を適宜してくれているということです。
個別株の値段をじっと見て「今買うときか、売るときか」を考える時間を削減できます。
オルカンを買う方法
「オルカン」を買うには証券会社による「証券口座」を作る必要があります。
「オルカン」を買うにあたり、個人的には「楽天証券」をおすすめします。
私は、「オルカン」を今年始まった「新NISAの枠」で購入しています。
ちなみに、楽天証券だと、日経テレコン経由で「日経新聞が無料」で読めます(月々4000円程度削減できますw)
おすすめ証券会社と銀行・クレジットカードの組合せ
新NISAで資産運用デビューしたい方、手数料の安い優良ファンドでインデックス投資したい方、少しずつでも株を購入したい方には下記の会社の証券口座をお勧めします。
【私自身の場合】
①「楽天証券」でインデックス投資(オルカン)
②「SBI証券」の「S株」を利用して「高配当株」を購入
最後に
今回は、「オルカン」について書きましたが、「資産形成」といっても、ずっとパソコンやスマホとにらめっこするのではなく、一度決めた方針で、暴落が来ても、淡々と、積立投資することが大切かと思います。
短期売買で利益を出せるほど、投資に詳しくない私自身にとっては、上記の方法が一番しっくり来るかなと思います。
基本的なスタンスを決めて、淡々と。あとは「お金に働いてもらい」、他の好きなこと(読書や運動等)をする。こういうシンプルさも大切かと思います。
今日は人生で一番若い日。今日も一日を大切にし、「小さなことに幸福を感じられる生活」を淡々と生きていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。