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【体験談あり】生命保険の見直し=家計改善の効果大

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今回は、生命保険等の見直しで月々7万円節約したことについて書きたいと思います。

物価高で実質賃金が直近で賞与の関係で一時的にプラスになったものの、2024年5月まで26ヶ月マイナス(2024/10/8日本経済新聞電子版)という世の中で、生命保険の見直しは、家計改善への効果がとても大きいので、この際に見直しをされることをおすすめします。

まずは結論から

今回書きたい結論は以下のとおりです。

① まず「残された家族にいくら必要か」を考える。よって、独身時代は加入不要。その分、生活防衛費への貯蓄や投資に回そう。

② 公的保険(遺族基礎年金・遺族厚生年金)、職場からの見舞金等がいくら支給されるのかを調べる。

③ ①+②でも不足する分を民間の生命保険で備える。ただし、「掛捨保険一択」

④ 生命保険はネットの「掛捨保険」一択。民間保険の貯蓄型保険(終身・養老・変額・個人年金など)は不要。(保険担当者経由の申込みも不要。ネットで申込)

⑤ 「貯蓄は貯蓄」「保険は保険」「投資は投資」=まぜるな危険

残された家族にいくら必要かを考える

生命保険をかける目的は、「自分の収入がなくなった時に、残された家族が生活していくのに備えるため」です。

よって、現在の家族構成や年齢によって必要な金額が実際にいくら必要なのか考えてみましょう。

月々の生活代・家族の年齢によってこれからかかってくる学費・ライフイベントに備えた支出などを考えてみましょう。

なお、生命保険は「残された家族のため」になりますので、独身の方は基本不要と考えます。その分、貯蓄や投資に回すことをおすすめします。

公的年金等で支給される金額を調べる

生命保険に加入する前に、「公的年金等」で残された家族にいくら支給されるか調べてみます。

公的年金

残された遺族のための公的年金には、「遺族基礎年金」「遺族厚生年金」があります。

 ◆遺族基礎年金
  受給対象となる方や具体的な金額=日本年金機構のホームページで確認

 ◆遺族厚生年金
  受給対象となる方や具体的な金額=日本年金機構のホームページで確認

 <具体的なざっくりイメージ>
  月給35万円で子供1人の場合=ざっくり月額13万円程度支給(ただし、今後の法改正等で変更される可能性あり)

 こうやってイメージしていくと、残された配偶者が仕事できる場合とできない場合とで、実際に必要な金額が見えてくると思います。

会社員の場合:会社からの福利厚生(見舞金等)を確認

 会社員の場合、従業員本人死亡時に、会社の福利厚生制度等で数百万円の見舞金等が支給される会社もあると思いますので、まずはご自身の会社の福利厚生制度を調べてみましょう。

 分からなければ、会社の総務部や人事部に問い合わせてみるのもいいでしょう。

公的年金+会社からの福利厚生(見舞金等)でも不足する分を「掛捨の生命保険」で備える

これまで述べてきた、「公的年金+会社からの見舞金等」でも不足する分を、を民間の生命保険で備えましょう。

ただし、民間の生命保険の商品は複数あり、保険担当者は「家族のためを思って」というロジックで、不必要に高い保障や、「貯蓄とセットになった商品(短期で解約すると元本割れする商品)」を提案してくると思います。

ですので、対面型の保険は不要で、「インターネットの掛捨保険」で十分です。

おすすめの生命保険

結論としては、「掛捨保険一択」(CMを出しまくっている会社ではないネット保険)です。
中でも、コスパのいい「FWD生命の収入保障保険」をおすすめします。

<特徴>
・生命保険の一種であり、保険金は年金のように、「月々◯万円」のように受け取れる。
・受け取れる保険金額は歳を重ねるごとに徐々に減額されるものの、その分保険料が安い。(ライフイベントが終われば支出も減ってくるので合理的)

画像引用元:FWD生命ホームページ(2024/10/18参照)※本リンクはFWD生命からのアフィリエイトリンクではありません。

加入不要の代表的な保険商品(貯蓄型保険)

私自身の実体験に基づく、加入不要な保険商品と理由は以下のとおりです。

<加入不要の代表的な貯蓄型保険>

・終身保険
・養老保険
・変額保険
・個人年金保険
・似たような名称を持つ「満期になるとお金が返ってくる保険」

<加入不要な理由> 理由はいたってシンプル。

① 保障金額に対して掛金が高額だから。
② 満期前に解約すると元本割れするから。
③ 貯蓄型保険の掛金の半分近くが保険会社への手数料だから。

・保険金が保証されているというメリットはありますが、保障金額の割に、月々の掛金が高い。

・また、満期(60歳や65歳など)前に解約すると元本割れします。(元本割れしたお金は自分のお金なのに・・・)

・加えて、途中解約で元本割れするという資金拘束がある割に、資産はほとんど増えません。

・高額な掛金を拠出するくらいなら、優良なインデックスファンドへ積立投資することをおすすめします。

私自身の実体験→見直しで月々7万円を節約

私自身、まさにこの貯蓄型保険(終身・変額・個人年金で月7万円程度)に8年間ほど加入していましたが、昨年(2023年)思い切って解約。

数十万円元本割れしましたが、解約したことで、月々7万円を節約。元本割れ分は「今までの勉強代」と捉えるようにしましたw

「貯蓄は貯蓄」「保険は保険」「投資は投資」=まぜるな危険

「貯蓄は貯蓄」「保険は保険」「投資は投資」=まぜるな危険。とても重要なことです。

<基本的なスタンス>
「貯蓄は貯蓄」「保険は保険」「投資は投資」=まぜるな危険。

◆貯蓄=生活防衛費(最低6ヶ月分の生活費)を貯める。

◆投資=手数料の安い優良なインデックスファンドへの積立投資で資産を増やす。

◆保険=必要ならば「おすすめの掛捨保険」で、月々の掛金を最低限に抑える。

唯一、貯蓄型保険に入っていてよかったこと(強いて言うなら)

私自身の場合、「解約返戻金+毎月生命保険として支出していた月7万円」を積立投資に回したことで、元本割れ分は半年で元が取れました。

唯一よかったのは、「毎月7万円を捻出するために支出を増やすことなく生活できるようになったこと」(生活水準を上げなかったこと)です。おかげで、その7万円を、そのまま積立投資に回せていますw

ただ、この金額を8年間積立投資していれば・・とも思いましたが、「今まで死亡することなく過ごせたことへの感謝」と「金融知識への勉強代」と思って割り切っていますw

もし「毎月7万円を8年間、年率5%で積立投資」していたら

参考:金融庁 つみたてシミュレーターより

税金メリットを考慮しても、運用収益がこんなにあったのか・・ でも、後悔しても仕方がない!前を見て歩いていこうと思いますw

【参考】私自身の投資方針と日頃から実施していること

私自身はトレーダーではなく、以下の2点を軸に資産形成しています。

【私自身の投資方針】

①長期保有(最低15年以上)を前提とした「手数料が安くて全世界の株式に広く投資する優良なインデックスファンド」への積立投資。

②長期保有を前提とした「優良な高配当株」への投資。配当金は、「今の生活を楽しむため」に、年に数回の妻との「安くて良い温泉宿」旅行への足しにする。

【日頃から実践していること】

① 日々の家計管理を適切に行う。具体的には、マネーフォワードMEのアプリを使用して支出を把握。(毎月10日は家計振り返りデー)

② 毎月の「手取り収入(税金等天引き後)の8割以内」で生活し、残り2割を投資に回す。そのために無駄な支出を減らす。

③ 「8割以内」で生活できない場合は生活水準を容赦なく下げる

④ 定期的に断捨離を行う(毎月の「不燃ごみの日」は随時チェック)

⑤ 「ボーナス(賞与)は幻」として当てにしない。支給された場合は全額投資へ。

【参考】おすすめ証券会社と銀行・クレジットカードの組合せ

 新NISAで資産運用デビューしたい方、手数料の安い優良ファンドでインデックス投資したい方、少しずつでも株を購入したい方には下記の会社の証券口座をお勧めします。

【私自身の場合】

①「楽天証券」でインデックス投資(オルカン

②「SBI証券」の「S株」を利用して「高配当株」を購入

 

最後に

今回、私自身の体験談も交えながら、生命保険について記載しましたが、生命保険自体は、家族構成やライフステージなどの状況によって、場合によっては必要なもの(必ずしも絶対必要なものではない)です。

あくまでも、「必要な分に備えるため」のものであると認識し、不必要な支出を抑えて、効率的に資産形成していっていただきたいと思います。

今日も一日を大切にし、「小さなことに幸福を感じられる生活」を淡々と生きていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。