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「魂の退社」(稲垣えみ子著)から学ぶ

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こんにちは。あけよるです。

最近読み直して改めてよかった、稲垣えみ子さんの本を紹介します。

本の概要

今回紹介する本は、稲垣さんが大手新聞社を退職されるに至った経緯やその後の生活を通して、自分にとって何が一番大切なのだろうということが綴られていて、休職中の自分にもとても響くものがありました。

また、稲垣さんご本人が、前の会社で一生懸命働く中で、40代になり色んな違和感を感じてきたということについてもとても共感しました。

「何のために働いているのだろう」と思ったときなど、手に取ってみてはいかがでしょうか。稲垣さんの文才もあり、とても読みやすく、すーっと入ってくる内容です。

40代の人だけでなく、30代後半の人も、今のうちに一読されることをおすすめします。

印象に残った言葉

・私たちは自分の人生について、いつも何かを恐れている。負けてはいけないと自分を追い詰め、頑張らねばと真面目に深刻に考えてしまう。

 しかし真面目に頑張ったからその分何かが返ってくるかというと、そんなことはないのである。

 そしてそのことに私たちは傷つき、不安になり、また頑張らねばと思い返す。そして、その繰り返しのうちに人生は終わっていくのではないかと思うと、そのこともまた恐ろしいのである。

・お金のためでなく、人とつながるために働くということがあってもいいのではないだろうか。 そう思うと、何だか夢が広がってくる。働くとは何か、生きるとはどういうことか、「会社」という強力な磁場を持つ組織から離れて一匹の人間として考えてみたいのである。

この本を読んで

「人とつながるために働くということがあってもいいのではないだろうか」

 私自身は、今のところ会社を辞めようとは思っていませんが、稲垣さんの心中、葛藤、いざ会社を飛び出してみたら色んな発見があったという内容を読んで、「会社人生だけがすべてじゃない」ということを、うわべの言葉だけでなく、立体感を持って感じることができました。

 また、私自身、生真面目な性格のゆえ、今まで無理して頑張りすぎていたなと感じ、いざとなったら会社という組織を越えて、本当に心地よいと感じられることで生活できるようになりたいと思いました。

稲垣さんの出演番組を見て

 ちょうど稲垣さんの本を読んだ頃に、朝の情報番組で稲垣さんがご出演されていたのを見て、「モノがない生活」ってとてもいいなと思いました。

 その後、引っ越しを伴う異動があった際に、思い切った断捨離をしました。その時に感じた心地よさが忘れられず、今でも定期的に断捨離を行い、モノが増えない生活をしています。

これからもシンプル生活に向けて、マイペースで行きたいと思います。