こんにちは。「あけよる」です。
2024年から始まった新NISA。銀行窓口担当者などに言われて証券口座を開設して新NISAを始めたものの、購入したい商品がなかったりして、証券口座を変更したいと思ったことはありませんか?
今回は、「新NISAを始めた後でも証券口座を変更する方法」を書きたいと思います。
諸条件はありますが、既に新NISAを始めてしまっても証券口座を変更することは可能です。
新NISAでの投資スタンス
投資の基本は「長期・分散・積立」。
新NISAで個別株を購入することもできますが、個人的には、新NISAでは、最低15年以上の長期の資産形成として、複利の力を活かしたインデックス・ファンドへの投資が最善策かなと考えています。
そして、数あるインデックス・ファンド商品を選択する際は「手数料が安くて全世界の株式に広く投資する優良なインデックスファンド」がおすすめです。
個人的には、手数料も安くて、全世界に分散投資できる「オルカン=eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を購入しています。
新NISAを始めてしまったけど証券口座の変更は可能ですか?
はい、可能です。
ただし、既に新NISAで商品を購入している場合は、一定の書類が必要なのと、申請できる時期が決まっているのでご注意ください。
おすすめの証券口座
実際に自身も新NISAで利用していて、おすすめできる証券口座は「楽天証券」です。
【楽天証券を開設するメリット】
①新NISAでの取扱商品が多い。
②日経新聞が無料で読める。(日経テレコン経由)
日経産業新聞も可。日経電子版4,200円/月の節約は大きい。
③楽天証券✕楽天銀行✕楽天カードの組み合わせが最良。
④楽天カードを利用することで楽天ポイントが貯まる。
⑤「かぶミニ」を利用して単元未満株(1株)からでも株を買うことができる。
証券口座を変更する方法
本記事では、他社から楽天証券に変更する想定で説明します。
・参照URL https://www.rakuten-sec.co.jp/web/nisa/henkou/
・図表参照URL https://www.rakuten-sec.co.jp/web/nisa/henkou/
・参照日 2024/8/16
他社金融機関から楽天証券への変更の流れ
STEP1:NISA口座変更前の金融機関への手続き
NISA口座を利用している金融機関より、「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」のいずれかの書類を取り寄せます。
STEP2:楽天証券へNISA口座申込書類の請求
他社で開設しているNISA口座の金融機関変更を行うために楽天証券の総合取引口座を開設します。
・楽天証券の総合取引口座を持っていない場合
楽天会員なら短時間で完了します。
・楽天証券の総合取引口座を持っている場合
楽天証券のNISA口座申込書類を取り寄せます。
STEP3:楽天証券へ必要書類の返送
①楽天証券から届いたNISA口座申込書(届出書)
②金融機関から取り寄せた「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」
③マイナンバー通知届出書
STEP4:審査後、金融機関変更完了
【要注意】申請できる期間
新NISAへの口座変更を申請できる期間は、図表のとおり制限されますので、早めに準備しましょう。
【2024年に他社NISA口座で取引済の場合】
10月以降に変更可能です。
【2024年に他社NISA口座で未取引の場合】
9月末までに金融機関変更が完了すると、今年のNISA枠を利用できます。
NISA口座を変更するメリットとデメリット
NISA口座を変更するメリットとデメリットは以下のとおりですので、ご自身でご判断のうえ決定願います。
ただ、楽天証券は他社(SBI証券を除く)に比べ、取引コストも低く、アプリも見やすく便利です。
SBI証券も楽天証券と同じくらいおすすめ(自分も特定口座用として開設済)ですが、新NISAは楽天証券でオルカンを買っているので、ここでは割愛いたします。
私自身の投資方針と日頃から実施していること
私自身はトレーダーではなく、以下の2点を軸に資産形成しています。
【私自身の投資方針】
①長期保有(最低15年以上)を前提とした「手数料が安くて全世界の株式に広く投資する優良なインデックスファンド」への積立投資。
②長期保有を前提とした「優良な高配当株」への投資。配当金は、「今の生活を楽しむため」に、年に数回の妻との「安くて良い温泉宿」旅行への足しにする。
【日頃から実践していること】
① 日々の家計管理を適切に行う。具体的には、マネーフォワードMEのアプリを使用して支出を把握。(毎月10日は家計振り返りデー)
② 毎月の「手取り収入(税金等天引き後)の8割以内」で生活し、残り2割を投資に回す。そのために無駄な支出を減らす。
③ 「8割以内」で生活できない場合は生活水準を容赦なく下げる
④ 定期的に断捨離を行う(毎月の「不燃ごみの日」は随時チェック)
⑤ 「ボーナス(賞与)は幻」として当てにしない。支給された場合は全額投資へ。
おすすめ証券会社と銀行・クレジットカードの組合せ
新NISAで資産運用デビューしたい方、手数料の安い優良ファンドでインデックス投資したい方、少しずつでも株を購入したい方には下記の会社の証券口座をお勧めします。
最後に
今回は、「新NISAを始めた後でも証券口座を変更する方法」について書きました。
証券会社はどこでも同じではありません。「優良な商品を取り扱っていること」「取引コストが低いこと」は、一見「小さな差」ですが、10年20年経つととても大きな差となります。
今日は人生で一番若い日。今日一日を大切にし、決して無理はしない。
そして、「小さなことに幸福を感じられる生活」を淡々と生きていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。